2005年11月19日 (土)

絶対少年 第26話

 羽鳥さんとハナさんまで知り合い。 なんて絶対少年の世界は狭いんだ! 深山3姉妹は美佳姉だけ出演。美紀は写真と声、美玖に至っては写真が顔だけ写ってないし・・

 ポーちゃんを壊されて打ちひしがれる希紗。それを見て成基が駆け寄る。それを見て我慢出来なくなった理恵子はその場から立ち去り、希紗を気遣ってその場を離れようとした歩に、須河原は何があったか聞くために付いて行く。 残された正樹は・・・ りえぞーと須河原のどっちを追いかけるか迷う。 両方に振られてるからな~ 結局1人になってるりえぞーを追いかけるまっきーだった。 まあ須河原は歩から話を聞くまで正樹の相手なんかしないだろうから正解。

 須河原は歩に言葉を選びながら聞き出そうとする。しかし歩がその場を離れようとしたのを見て、「この期に及んで、また逃げるわけ!」  須河原はホントに上昇志向があるジャーナリストと思う。相手の気持ちを考えず自分の好奇心に忠実で、知りたい事を聞き出すためには相手に勝手にネガティブなレッテルを貼って挑発する。自分は真実の探求者と言ってるが、実際はキー局のアナウンサーになる事や有名になる事が目的だし。26話まで見て一番不快なキャラ。
 歩に「須河原さんの重要て何?」と聞かれるが、これは須河原の自分の好きな方向に話を持っていく姿勢に対する皮肉も含まれていると思う。 真実は人に伝えられるものかとの歩の問いに対し、須河原は報道は事実の劣化コピーであると答える。しかし歩は真実は人の数だけ有り、須河原が伝える情報は須河原というフィルターを通ったもので、自分に都合のいい真実だけを選び出していると言う。反論しようとして止めた所を見ると、自覚は有った様だ。

 正樹は理恵子に僕が女の子なら、理恵子と友達にはなってないと酷い事を言う。多分理恵子が一番聞きたくない言葉だろうな~ さらに希紗と本質が同じと言う。これに理恵子は噛み付く。まっきー曰く、理恵子は光の中にいるから同じ女の子なら鬱陶しい。そして希紗は影の中にいて鬱陶しい。つまり両極端て事だ。 でもオレは昔のりえぞーの方がいいけど。
 
 希紗は選ぶものが何も無い自分に失望していたが、成基にもう選んでると言われて驚く。成基は希紗が選んだものはブンちゃんと関わる事と言い、まだそれを放棄してないという。希紗もこの言葉に救われたみたいだ。
 希紗はマテリアルイーブルのブンちゃんがフェアリーのポーちゃんになったから、2つの物が同じであり、これはイーブルとファアリーの戦いではないと気付く。ブンちゃんとポーちゃんは自分が望んだから来てくれた、分身=自分自身だと結論に達したようだ。

 須加原は歩にやり込められてかなり頭にきてる模様。歩が世界の皮膜に穴が開いてたまたまそれが見えただけで、自然現象に近いものではないかと言った事を馬鹿にする。しかし対消滅みたいなもので、それに近いのではないかと言われて納得する。
 歩曰く、光と影は対立しない、両方でワンセットだから。

 そして上空では巨大マテリアルイーブルがマテリアルフェアリーと接触して消滅し始める。


 希紗は朝、お風呂に入りながら歩に電話。よかった~ このままヨゴレのままかと思ったよ~ 希紗は歩が待っててくれた事にお礼を言う。その中でわッくんの名前が出る。希紗は直ぐに座敷わらしかと尋ねる。童だからわっくん。希紗も歩も同じような経験をしていたから通じ合えたのか。それとも似た者同士だから同じ経験が出来たのかな。しかし希紗の制服姿まで見れるとは思わなかった。 

  絶対少年は最初から最後まで感覚では理解できるが、口で説明できないような話だった。 しかし自分なりに考えると、イーブルやフェアリーについて謎解きしなかったというより、製作者にとってはそれは些細な事であり、「THINK AND ACT考え、そして行動せよ」という事やそれを少年達がどう受け止めるのかを伝えたかったから、あえて省いたのではないかと思っている。

 しかし最大の謎が残ってしまった。御子柴さんて誰?

| | コメント (4) | トラックバック (11)

2005年11月12日 (土)

絶対少年 第25話

 25話を見終わった後、ポカーンとしてしまった。えーっと、これって希紗に世界の恐ろしさを思い知らせる為の話?
 ①何にも無かった希紗にある日ブンちゃんが与えられる→②自分と波長が合う美少年逢沢歩に出会い、信じてブンちゃんを見せる→③歩のフェアリーによってブンちゃん死亡orz→④希紗、鬱入るどころか壊れる→⑤ブンちゃん、羽の生えた魚を媒介にして甦る。命名ポーちゃん→⑥巨大マテリアルイーブルの下で歩と再会。また信じてポーちゃんを見せる→⑦今度はドッシル達と仲良くなるが数分後ボーちゃん死亡orz→⑧希紗、また壊れかけ!  世界っておそろしい!!

 それにしても希紗、歩の顔を見てるときは穏やかな顔してるな。信じきっていたが今回も裏切られる。(歩の所為じゃないけど) 歩はかなりカッコいい。父親の言葉を引用しながら説得力がある発言。希紗も骨抜き? 理恵子は歩に絡みまくり。いちいち文句をつける。うざいかも。 理恵子は成基に頼まれたので希紗のお守りをしていたが、成基は希紗を追って行ってしまう。りえぞー、置いてけぼりで半泣き状態。丁度いいタイミングで正樹がやって来たので慰めてもらうつもり。この前こっぴどく振ったのに!
 その正樹、この前までは理恵子ちゃん、理恵子ちゃんと言ってたのに、もう須河原晶に告ってる。しかし「年下には興味ない」と速攻で振られる。しかしうまい具合に弱っている理恵子が目の前にいるのでゲットのチャンス!
 成基は自分に正直。しかも冷たくても相手に勘違いさせない行動で泥沼化を避ける一番賢いやり方。ダ・カーポの順一、SHUFFLE!稟、参考にするように!(まあ稟はかなりまともだが・・)
 というわけで人間関係はかなり面白かった。別の場所、いわた幼稚園でマテリアルフェアリー大量発生! フェアリーとイーブルの全面戦争勃発か?

 来週は最終回。期待してます。希紗は風呂に入って、十分睡眠を取ってクマを無くして服を着替えてから最終回に望んでくれ!

| | コメント (2) | トラックバック (10)

2005年11月 5日 (土)

絶対少年 第24話

 希紗、巨大マテリアルイーブルを見ながら、せっかく復活したブンちゃんモドキに「あっちの方がブンちゃんっぽい」とひどいこと言う。すねるぞ! 須河原は売れっ子になっていた。執筆を断り、インタビューなら大丈夫とうんざり状態。そんな須河原に堂丸から電話が。須河原が浮かれてたら怒鳴るつもりだった堂丸だが、須河原が客観性を失ってなかったから安心したようだ。それにしても須河原の野望・・・目指せキー局だったのか。
 希紗は遂に部屋から出て、巨大マテリアルイーブルに向かう。その途中成基の所により合流。ブンちゃんモドキを見せて意見を求める。成基はドッシルとシッシンに似ていると言うが・・似てるか?俺には羽の生えた卵にしか見えん。
 成基は希紗と一緒に行くことが出来なかったので理恵子に電話。希紗が心配なので引き止めて欲しいと言う。どの面下げて~!!とは言わないのか、りえぞ~。他に頼める奴いないしと言われてうれしそう。まっきーに対する態度とえらい違いだ。そのりえぞー、希紗を探すのを手伝わせる為まっきーに電話。用件だけ伝えてさっさと電話を切る。自分に正直な女だ・・・
 理恵子が先に希紗を発見。なんだかんだ言いながらも理恵子は希紗に付き合って巨大マテリアルイーブルへ。途中マテリアルイーブルがマテリアルフェアリーを集団でボコッているのを見ながら岸壁に行くと歩が待っていた。理恵子が話しかけると「キタシ。マッテタシ。」もしやわっくん?と思ったら今度は歩みたいなしゃべり。歩、なんか間抜けなんですけど・・・   それはさて置き、希紗とりえぞーには違う言葉で聞こえてるのか?
 
希紗、睡眠とったからクマが取れてると思ったが・・このまま最終話までって事はないよな?
 

| | コメント (4) | トラックバック (9)

2005年10月29日 (土)

絶対少年 第23話

 話は進んだが主要人物がりえぞーと須河原しか出てこない変な回だった。前回は人間の内面に重点が置かれたが、今回は巨大物体が現れたことによって人間がどのように行動するのかという話。
 横浜上空に謎の巨大物体出現。それと同時に胡散臭い評論家も出現。やっぱり出た!UFO研究家とプラズマ研究家。さらにクリッター説に米軍陰謀説を唱える奴もいればつっこむオタクもいる。部屋のポスターがすごい。希紗のお父さんらしき人も登場。警察かな?街では宗教団体が演説。羽鳥さんは絵を書き直そうとしている。そんななか悠然と行動している人もいる。それは爺さん連中。人間歳をとると慌てなくなるらしい。
 評論家が自分の言いたい事を主張してる中、須河原晶登場。須河原もこの連中の中で電波発言をしているので胡散臭く見える。須河原、付喪神の例を出して説明。「物を粗末に扱い100年経つと付喪神になる。京の街を練り歩いた付喪神に対して帝が僧侶に祈らせたら明るい光が現れた。明るい光に退治された付喪神は悔い改めて成仏した。」明るい光がマテリアルフェアリー、付喪神がマテリアルイーブルらしい。要するに呼び名が変わっただけで昔からマテリアルフェアリーとマテリアルイーブルは存在いていたと。で今回の巨大物体は大量消費社会による産業廃棄物が生んだ付喪神=マテリアルイーブルと結論。
 羽鳥の書き直した絵は「THINK and ACT」 考え、行動せよ!

 須河原の話を聞いたUFO評論家、「もしやUFOがくる!」 なにがなんでもUFOに関係付けたいのね・・・ 

| | コメント (0) | トラックバック (5)

2005年10月23日 (日)

絶対少年 第22話

 放置プレーに飽きた「羽の生えた魚」(ブンちゃん?)、自己アピールの末に先週やっと希紗に気付いてもらえた。で、希紗はブンちゃんモドキに付っきり。
 今週は登場人物達の成長回になった。理恵子は「もう辞めた」宣言を実行。とりあえず学校サボってルンペンの絵描きの所に話に行く。たわいの無い話をしているうちに絵を描いてもらう事に。「人は結局自分が見たいものを見る」 抽象的な言い回しなので的確に意味を理解できなかったが、言葉通りに受け取ったら<自分が見ようと思ったからこそ「見えないけど見えるもの」が見ることができた>ということになるのかな? りえぞーもなんかふっ切れたみたいだ。
 正樹も視野が広がった。自分の気持ちだけ追ってて相手の気持ちに目が行ってないという事に気付く。さらに考えが違って出口が違ってても一緒に行動することができるということが分かる。で、「逃げちゃダメダ!」 ストーカーもどきだったのが嘘のようだ。それにしても須河原、情報が集まったら「この同盟関係は潮時なのかなー」ってヒドイ女だな。
 希紗は1年後の自分に送ったメールを見て状況認識する。自分を知ることも成長のうちか。
 歩の所に阪倉から電話が掛かってくる。オカカ婆が阪倉の夢枕に立って、歩を頼むと言ったらしい。阪倉の励ましで歩もふっ切れて、次回は話が進みそう。ブンちゃんは白い卵みたいなのに変身するし、上空には渦巻き出現だし。
 
 正樹、ソッコーでりえぞーに振られる・・・

| | コメント (0) | トラックバック (4)

2005年10月15日 (土)

絶対少年 第21話

 希紗壊れまくり継続。相変わらずのクマ顔。女子高生以前に女としてかなりまずい状態に突入。風呂は入れよ!
 正樹は理恵子や成基に電話を何度もかけて嫌われる。いい加減気付けよ!理恵子ははなさんの所に来た成基におもいっきり避けられショックを受ける。
 後日理恵子はプリントを届けに行って成基に会い、希紗のことばかり特別扱いしている成基を責める。かなり分かりやすい感情表現だが成基、気付いてない。「希紗が壊れやすいことに変わりがない」と答える。言葉の受け答えとしては正しい回答だが、真意を読み取っての回答とは言えないな~。
 結果、理恵子ぶち切れ宣言。もう辞めたらしい。次回、理恵子がどう変わってるか楽しみ。飛行課かな?それはないだろうけど。

 希紗、やっと「羽の生えた魚」が光ってるのに気付く。ものすごくゆっくりなペースで進むな~。それはそうと逢沢歩は高校生には見えん。大学生ぐらいに見えるのは俺だけか?

| | コメント (0) | トラックバック (3)

2005年10月 9日 (日)

絶対少年 第20話

 希紗、壊れまくり。ものすごいクマを作って『誰もいません。帰ってください」を繰り返している。話の進展はあまり無く、関係者同士の接触(須河原と歩、理絵蔵と絵描き、美佳と正樹)がメインだった。
 このアニメの特徴はすごいアングルで絵を描いていることだが、今日もいかんなく発揮されていた。NHKはTV東京よりあまいな~

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年10月 1日 (土)

絶対少年 第19話

 昼にカウンターを見たら2桁に乗っていた。うれしいな~。3桁目指してがんばろう~。
 前回ドッシルとシッシンを見せてくれた歩を信用してブンちゃんを見せたのに、ぶっ壊された希紗。壊れてるだろなーと思ったが、想像してたよりまともだった(ドアに頭ぶつけてたけど)。それにしてもこのアニメ、伏線貼られまくり。しかも1回見ただけでは伏線貼られていることにさえ気付かない。後ろで流されている曲もまったりとしていて効果音とか無いからな~。それともここに来てくれている人は気付いてる?俺は最近ハードディスクに録った1話から4話まで見直したけど、大量に伏線があることに気付かされたよ。
 希紗は一生懸命ブンちゃんを再生させようとがんばっているが直らない。と思ったらブンちゃんが作るのを手伝ってくれた「翼の生えた魚」がなんか光っているし。久しぶりに登場の麻子さんがストリートアートを見ていたら「翼の生えた魚」の絵を発見、それを追っていったらまた何か知ってそうなルンペンの人に再会するし。そういえばOPの最後の方の映像でも「翼の生えた魚」がいたな。
 ここまで複雑に話が絡み合っていて風呂敷たためるなら監督と脚本凄過ぎ。ガンダムSEED DESITNYは話が破綻しまくってるから、福田夫妻の代わりに作って上げたら~。あ、でも系統違いすぎるか?ふたつのスピカとかのまったり系の監督だし。
 見始めてから数話はいつ視聴打ち切りにしようかと考えていたけど、いつのまにかはまってしまった絶対少年。ラストに向かってがんばれ!
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)